明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
コロナ禍3回目のお正月、高松シンボルタワーから望む「新香川県立体育館(仮称)」の建設現場です。最大1万人収容のアリーナを擁する大規模な体育館(建築家ユニット「SANAA(サナア)」設計の延床面積約3万平方メートル)であり、竣工予定は約2年後の2024年12月頃です。
新香川県立体育館は港頭地区を再開発した「サンポート高松」センター地区北部に建設中です。現在、サンポート高松では当体育館のほか、「JR高松駅ビル」(延床面積約1万5千平方メートル、70店舗)が2023年度開業予定、「徳島文理大学」(延床面積約3万8千平方メートル、香川キャンパス)が2025年4月移転開校予定、「マンダリンオリエンタルホテルグループが運営するホテル」(計画延床面積約2万2千平方メートル)が2025年9月頃開業予定であり、香川県最大規模の開発計画が進捗しています。
県都「高松市」は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で「栗林公園」が★★★を獲得しているほか、旅行予約サイト・ブッキングドットコム(オランダ)の「2020年に訪れるべき目的地10選」に、旅行価格比較サイト・スカイスキャナー(英国)の「2020年に注目すべき新興目的地トップ10」の3位に、いずれも日本からは唯一選出されているほか、「SETOUCHI」がナショナルジオグラフィックトラベラー誌(アメリカ)・英国版の「2019年行くべきデスティネーション」の1位に、「香川県小豆島町」が国際認証団体グリーン・デスティネーションズ(オランダ)の「2022年世界の持続可能な観光地トップ100選」に、「四国」が旅行ガイド・ロンリープラネット(アメリカ)が選ぶ「2022年の旅行先」地域部門6位に選出される等「瀬戸内」「四国」が注目を集めています。
サンポート高松は3年に1度開催される「瀬戸内国際芸術祭」略称「瀬戸芸」(せとげい)の舞台の一つでもあり、昨年2022年に第5回が開催されコロナ禍のなか国内観光客で賑わいました。次回第6回の開催が予定される2025年は同時期に「2025年日本国際博覧会」略称「大阪・関西万博」(2025年4月13日-10月13日)が開催されることから、2年あまり先にどのような賑わいが待っているでしょうか。
コロナ禍は依然猛威を振るっていますが各地の賑わいは回復しつつあり、順調にコロナ過が収束して、想像を超える賑わいが見られるよう祈念して新年のご挨拶といたします。
株式会社中央不動産鑑定所
高松支所長 宮西 弘道