【鑑定実務】いろは講座・Next Step 1日目
当社の若手社員を対象とした社内研修で用いた講義レジュメを公開しています。
このサイトは当社求人に応募をご検討中の方々に向け、当社の若手社員を対象とした社内研修で用いた講義レジュメを公開しています
(※)Next Stepは入社3年目を対象とした講義です。
Next Step 1日目の講義レジュメ
【AI時代の不動産鑑定士に求められるスキル】
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- 今回は近い将来に到来するであろうAI時代において、不動産鑑定士に求められるスキルを考察します。
- 不動産鑑定にかかわらず、定型業務は自動化(OCR・RPI・AIの利用)が進展すると考えられます。また、定型業務を人が行うことは単純ミスや品質のばらつきを生むため、むしろリスクと捉えられる場合があります。
- これからの不動産鑑定士は、定型業務の習得を土台とし、業務の定型化・自動化の仕組み作りや、先例がない新しいアセットタイプの鑑定評価など、創意工夫が必要な業務を通じて、効率的な業務遂行や依頼者の課題解決に寄与することが期待されます。
業務の定型化・自動化の検討(イメージ)
現状の業務フロー
定型化・自動化後の業務フロー
- 現状の業務フローについて、案件毎に個別の対応が必要な業務と、自動化が可能な業務を分類してみる。
- 自動化できそうな業務はOCR、RPIを利用できないか検討する。
創意工夫が必要な場面(イメージ)
基本的な案件をマスターしたら、創意工夫が必要な案件にチャレンジする
- 先例がないが、評価方針はどうするか。
- 規模が大きく権利関係が複雑だが、様々な価格形成要因の整合性をどうするか。